福岡の警固断層地震動の予測地図を Google マップに重ねてみた
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最終更新日:2017/03/24
ブログ, 自然・科学・計測・原発
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こんにちは、イワサキです。
まず、熊本地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
私の住んでいる福岡市でも、かなり揺れて怖かったです。
福岡は地震が少ないというイメージがあって、関東から移住してくる方もおられるようです。しかし2005年に、この辺りでは有史以来最も大きな M7.0の福岡県西方沖地震が発生しました。このとき動いたのが、警固断層帯の海側部分と考えられています。そうすると、次には警固断層帯の陸側部分(いわゆる警固断層)が動くんじゃないかと不安になるわけです。ましてや今回、熊本で大きく動いたことで、警固断層が動くタイミングが早まった可能性も否定できません。
この警固断層というのは、福岡市の中心部から南東方向に伸びる断層ですが、福岡〜久留米〜熊本をつなぐ国道3号線やJR鹿児島本線の道筋とほぼ一致しています。なので断層付近には繁華街や住宅地が集中しており、この断層が動くと甚大な被害が予想されます。
実際、福岡県は2012年に、警固断層帯など県内の主要活断層が引き起こす地震による被害想定を見直しました。西日本新聞の解説記事によりますと、最大震度7、死者1000人超が想定されています。
その記事に載っている震度分布の予測地図がこれです。↓
この地図には行政区しか描かれてないし、範囲も狭く解像度も低いので、県の元サイトから画像をコピーし、道路や鉄道が描かれた Google マップの地図を加工したものと重ね合わせてみました。また、新聞記事には画像は1種類しか載っていませんでしたが、元サイトには断層の破壊が始まる場所別に3パターンの震度分布予測が載っていました(クリックすると拡大します)。↓
私の自宅と実家は、震度6弱〜6強の予想でした。うーん、怖い。
てことで、みなさんもお気をつけください。
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