カメラのファインダーを覗く目は右? 左? それとも利き目?

公開日: : 最終更新日:2016/02/17 ブログ, 写真・カメラ

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こんばんは、サウスポーの Iwasaki です。
 

昨日、知り合いの ととさんの以下の記事を読んで、とても考えさせられたので、私も自分の考えを書いてみることにしました。

一眼レフのファインダーを見る目はどっち?今まで知らずに使ってた話。
 

世の中のほぼ全てのカメラは、右手でシャッターを押すように設計されていて、左手でシャッターを押すには相当無理があります。↓

lefty

ではファインダーはどうでしょう?

これも右目で覗いた方が便利な構造をしています。
しかし、左目で覗くことも可能ですし、実際に一部の人はそうしています。

ちなみに業務用ビデオカメラ(右肩に載せる大型機種)は、左目で覗くのはほぼ不可能な形状をしています。

カメラに話を戻すと、どちらで覗くかは最終的には個人の自由でしょう。しかし、そのメリット、デメリットを知っておくことは決して無駄ではないと思います。
 

利き目が重要なカギ

目には利き目があります。6〜7割の人が右が利き目だそうですが、手の右利きほど右が多数派というわけではないようです。

3〜4割の左目利きの人は、もし何も教えられなければ、初めて顕微鏡を覗くときのように、カメラも左目で覗くのが自然の成り行きでしょう(私もそうでした)。

しかし以下に述べるように、カメラは右覗きに有利に作ってありますから、使ってるうちに少々不便を感じることになります。

とはいえ、慣れてしまってから右覗きに変えるのは面倒だし、左覗きならではのメリットもありますので、そのまま左覗きを続ける人も多いと思います(私もそうです)。

また、一概に利き目といっても、その優位性の度合いは人それぞれです。強い斜視の人や片眼の視力がかなり低い人は、ほとんど利き目だけを使って見ています。また、そういう理由がなくても、利き目の優位性が強い人はかなりいます。その場合は非利き目でファインダーを覗くのは相当の違和感があるので、利き目でファインダーを覗く以外の選択肢は実質ないと言っていいでしょう。

逆に、利き目の優位性が弱い人は、どちらで見てもファインダー像に集中でき、必要に応じてファインダーを覗く目を交代させることも可能です。
 

ポイントはファインダーを見てない方の目

反対眼には何が見えているでしょうか。

左覗きの場合、右目はふつうシャッターを押す指やカメラボディーに隠れてしまって、真っ黒かボケボケでほぼ何も見えません。ですので、左目だけで作画に集中できる利点があります。

逆に右覗きの場合、左目はカメラにほとんど隠されることなく、外界が見えています。左目が利き目でしかも優位性が強い人だと、この外界の像に意識が行ってしまい作画に集中できません。

右目利きの人が右覗きをする場合、外界の像は非利き目側なので、ファインダー像を邪魔することはなく、作画に集中できます。

このような人では、外界が見えることは大きなメリットになります。

まず、交通量が多いなど危険のある場所では、自分の身の安全を絶えず確認することができます。特に歩きながら撮影するときなどは、足元を見たり人や物にぶつからないようにしないといけないので、左目で外界を見ることは必須になります。

作画の面でも有利です。撮影される範囲のことをフレームと言いますが、このフレームにフレーム外から動くものが飛び込んで来そうなとき、左目であらかじめ察知できますので、うまく対処することが可能です。

また、一眼レフでの撮影中にはファインダー像がブラックアウト(消失)しますので、人物が目をつぶってしまったかどうかなどを確認することができません(再生すれば見れますが)。左目で見ていれば、狙い通りに撮れたかどうか確認できるわけです。

以上、スポーツ、動物、子供、ポートレート、スナップなどのように、撮影者や被写体の動きのある動的な撮影には、右覗きが圧倒的に有利です。

逆に、風景や物撮りなど静的な撮影には、左覗きが互角かやや有利と言えます。
 

そのほかの右覗きのメリット

銀塩カメラの場合、フィルム巻き上げレバーは、通常右手のシャッター近くにあります。右覗きだと、このレバーをそのまま操作できますが、左覗きだと、顔にぶつかるので一旦顔を離す必要があり、その分スピーディーな撮影ができません。

デジタルカメラの場合、右覗きなら問題ないですが、左覗きだと、背面の液晶に鼻が触れて、鼻の脂がべっとり付いてしまいます。意外とイラッと来ますw
 

そのほかの左覗きのメリット?

脳の左右差に関係した話です。
左目からの情報の多くは右脳に入り、右目からは左脳に行きます。
右脳は、直感型で、イメージの処理や直感的な処理が得意と言われています。
逆に、左脳は論理型で、言語や数学が得意だそうです。

ファインダーを覗く目の違いによって、具体的にどの程度、写真作品に影響があるのか調べられてはいないようですが、左覗きで右脳メインで作画したほうが、より芸術的な写真になる可能性があります。逆に、理詰めで構図を考えたり、ファインダーに表示されたF値やISO値を読んで撮影条件を考えるには、右覗きで左脳を使った方がいいのかもしれません。

まぁ、確たる証拠のある話ではないので参考程度ですが…
 

右目利きの人にオススメの使い方

右覗きをオススメします。
周りも見たいときは左目も開け、作画に集中したいなら左目だけ閉じましょう。

ウィンクが苦手な人は作画に集中したいときだけ、左覗きに変えてもいいでしょう。
 

左目利きの人にオススメの使い方

利き目の優位性が強い人は、左覗きしかできないでしょう。
周りも見たいときは、顔を左に傾けるという裏ワザを使えば右目で外界が見えます。
利き目の優位性は訓練で弱めることができますので、右覗きを練習してみるのも手です。

利き目の優位性が低い人は、作画に集中したいなら左覗き、周りも見たいときは右覗きにスイッチするのがオススメです。
 

 

まとめ:全ての人にオススメの使い方

光学ファインダーを使わずに、背面の液晶ファインダーを使いましょう。
外界も見えるし、作画にも集中できるし、左右の脳どちらも使うし…
つーか、液晶しかついてないカメラが増えましたしね。
(まさかの… 今まで書いてきたこと全否定?)
 

てことで、よいカメラライフを!

 

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