10/21のオリオン座流星群の極大と ベテルギウスの超新星爆発
公開日:
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最終更新日:2013/10/21
ブログ, 自然・科学・計測・原発 天文
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こんばんは、Iwasaki です。
明日10/21の19時ごろ、オリオン座流星群が極大だそうです。
といってもピークはなだらかなので、前後2日くらいは見えるでしょう。
が、しかし…
↓ この写真は一昨日撮影した満月です。
この満月直後の月がほぼ一晩中眩しく光って邪魔するでしょう。
条件はあまりよいとはいえません。流星群の見方はこちら。
ちなみに、オリオン座流星群の母彗星ってハレー彗星なんですね。
つまり、ハレー彗星の残したチリのベルトに、毎年この時期に地球が突っ込むわけです。
ところで、オリオン座といえば、左上の赤い一等星、ベテルギウスが今年中に超新星爆発するんではないか、というデマが流れましたね。
確かにベテルギウスは赤色巨星で、いつ爆発してもおかしくないらしいですが、それは天文学的な意味であって、明日かもしれないし100万年後かもしれないということです。銀河系内で起こった超新星爆発は、ここ2000年間でたった数回しか記録されていません(185、393、1006、1054、1181、1604年など)。
もし爆発が起きたら、3時間くらいで増光してマイナス11等級くらいになり、それが3ヶ月くらい続くと予測されています。昼間でも十分見えるそうです。比較のためにいうと、上の写真の満月は、マイナス12.7等級です。半月はマイナス10等級くらいだそうです。つまり、半月から満月くらいの明るさがギュッと一点に集中したような明るさってことですね。
増光の予兆は何かないかと調べてみたら、ありました。
爆発が始まり可視光が増光する数日前に、大量のニュートリノが放出されるそうです。おそらくスーパーカミオカンデで検出され、発表されて大騒ぎになると思います。それから数日後、昼でも夜でもオリオン座に注目していたら運が良ければ増光の様子が観察できるかもしれません。
生きている間に見れたらいいですね。
てことで、ではまた!
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