今年の夏至は6月21日、でも日の入りが一番遅いわけではない?
公開日:
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最終更新日:2016/06/23
ブログ, 自然・科学・計測・原発
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こんにちは、イワサキです。
6月21日は、今年(2016年)の夏至でしたね。
夏至といえば、1年のうちで最も昼、つまり太陽が出ている時間が長い日として知られています。
素直に考えると、日の出が早く、日の入が遅い日だから、そうなるんだろうと思いますよね。
ところが実際には、、、
上の表のように、日の出が一番早い日は 6/12、日の入が一番遅い日は 6/29か 6/30で、それぞれ夏至とは10日ほどズレているんです。
この表は、私がよく夕陽の写真を撮りに行く、糸島半島のある地点での計算結果です。こちらのサイトで、任意の地点の緯度・経度・高度・日付を入力すれば、計算してくれます。素晴らしい。
「Star Walk」などの天文アプリでも、だいたいの時刻は分かります。
さて、なぜこのようなズレが起きるのでしょう?
せっかくなので、少し考えてみてください。
答は、スクロールして下の方。
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答
均時差(=真太陽時-平均太陽時)があるから。
つまり、日時計による時刻と、電波時計による時刻にはズレがあるわけです。
では、なぜ均時差が生じるのか?
地球の自転軸が傾いており、しかも楕円軌道を描いて太陽の周りを公転しているから。楕円軌道のため、公転速度は近日点(1月上旬)で早く遠日点(7月上旬)では遅いわけです(ケプラーの第2法則)。それで均時差が生じると。
大雑把に言えば、こんな感じです。
難しいですね。
もっと詳しく知りたい方は、下のリンク先に行ってみてください。
てことで、ではまた!
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