5月31日に火星が最接近、まだ間に合います!
スポンサード リンク
こんにちは、イワサキです。
今、火星が地球に接近してて大きく見えるので「スーパーマーズ」と呼ばれています。
5月31日の最接近日、福岡ではあいにく曇りでしたが、まだまだ間に合います。月などと比べて公転周期が長いからです。数日ずれても1%くらいしか変わらないでしょう。
この季節、日没後にさそり座が東の低いところに見えます。火星と土星はそのすぐ近くです。深夜まで待てば、南中するので見やすくなります。
昨夜6月1日は天気が良かったので、零時ごろ、キヤノン EF 300mm F4L に2倍テレコンを介してパナソニック GMC-G6を付け、火星と土星を 4608×3456 の最大画素設定で撮りました。ピクセル等倍で小さく切り抜いて、メイン写真の左上に貼り付けました。
メイン写真は、火星、さそり座のアンタレス、土星の明るさと色合いの比較のため、Sigma 60mm F2.8 をF4で、わざとぼかして撮りました。サイズは 850×638 に縮小しています。
右上が火星、左下が土星、中央下がアンタレスです。色合いは、土星やさそり座の他の星は白っぽいのに対して、火星とアンタレスは赤っぽくて似ていることが分かります。しかし、明るさは、火星が圧倒的ですね。アンタレスの意味は「火星に対抗するもの」ですが、今の時期、全然勝負になっていません。
ところで、2003年の大接近はかなり騒がれました。あの時は5576万kmで視直径25.1秒角、今回は7528万kmで視直径18.6秒角で、中接近だそうです。ちょっと寂しい? 大丈夫、2年後の2018年7月31日には5759万kmで視直径24秒角の大接近があります。期待しましょう。
てことで、ではまた!
スポンサード リンク
関連してなさそうだけど面白いかもしれない記事
-
-
1時間でピンホール・デジカメを作ろう!
こんばんは、工作大好き Iwasaki です。 今回は、一眼デ
-
-
今夜から明日の未明、しぶんぎ座流星群の極大で観測条件は最高ですよ!
明けましておめでとうございます、寒がりの Iwasaki です。 2014年も W
-
-
今年の夏至は6月21日、でも日の入りが一番遅いわけではない?
こんにちは、イワサキです。 6月21日は、今年(2016年)の夏至でしたね
-
-
COVID-19分析その3〜増加率による感染爆発の判断と暗算法
こんにちは、計測マニアのイワサキです。 今回もコロナ関連です。 世界各地
-
-
武雄市の樋渡市長が 小学校1年生向けのプログラミング教育を撤回すべき5つの理由
こんばんは、底辺開発者の Iwasaki です。 昨日のニュースで、毎度お騒が