昨日(2014.07.11)の福岡で見られた裏後光(反薄明光線)の写真

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こんばんは、スカイゲイザーの Iwasaki です。
 

スカイゲイザーとは「空を眺める者」という意味です。
スターゲイザーは夜専門ですが、私は昼夜両刀使いです。
昼間は何を見るかというと、主に大気光象です。

大気光象(大気光学現象)というのは、大気そのものや、大気中の水滴や氷晶によって、主に太陽光が反射、屈折、回折などを起こすことによって見える現象のこと(Wikipedia より)。

その代表例は虹です。このような大気光象 つまり虹の仲間は 数十種類もありますが、多くはめったに見られない珍しいものです。珍しいと言われたら、生きてる間に できるだけ多く見ておきたいじゃないですか。

というわけで私が今までに見たことがあるのは、副虹、逆さ虹(環天頂アーク)、ムーンボー(月虹)、内暈、幻日、彩雲、グリーンフラッシュ、地球影、蜃気楼、ブロッケン現象など。

昨日は、夕焼けがキレイだったので、ミラーレスで撮ってました ↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
マイクロ・フォーサーズ E-PL1 + 17mmF2.8
35mm換算34mm、F5.6、1/100、ISO 100
画像処理なし。

夕焼けも大気光象の一種ではあるんですけどね。

もしやと思って、後ろをふり返って東の空を見てみると、裏後光(反薄明光線)が出ていて、久しぶりに写真に収めることができましたので、紹介します。
 

薄明光線(光芒)なら、ほとんどの方が見たことはあるでしょう。太陽が雲に隠れたときに しばしば見える、太陽から放射状に伸びた光の筋です。

反薄明光線はその逆で、太陽とは反対側の空の一点に収束する光芒です。

iPhone のパノラマ機能を使って撮った写真がこちら ↓

IMG_6913ms
日付は2014.07.11、時刻は日没7分後の19:37。
4.12mm、35mm換算30mm、F2.2、1/326、ISO 160
画像処理はトリミングとトーンカーブ調整。
画面左が西、中央が北、右が東です。
東には、月齢13.8のほぼ満月が昇って来ています。
その月の周りに放射状の光芒が見えます。

ほぼ同時刻、その部分のミラーレスで撮った写真がこちら ↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
マイクロ・フォーサーズ E-PL1 + 17mmF2.8
35mm換算34mm、F5.6、1/13、ISO 100
画像処理はトーンカーブ調整。

ついでに、こちらは10年前に撮った反薄明光線 ↓

B43T0333se
データ不明ですが、ガチガチにコントラストを上げていますw
ちなみに10年に1度しか見れないほど珍しい現象というわけではありません。

写真としては、今回の方が自然だし月も入ってくれたので、いい感じかなと思います。
 

さて最後に、なぜこのような収束する光芒ができるのかを説明しておきましょう。

平行光線であるはずの太陽光線が、なぜ収束するのでしょう。
そういえば、太陽の近く(西側)の光芒が、平行ではなく放射状に開くのも不思議ですよね。

一番分かりやすい説明は、線路の上に立って前後の線路を見ることです(危ないので実際にはやらないでください)。

線路は平行です。しかし、線路の近くで見ると遠近法の原理で放射状に開いて見えます。また、ふり返って後ろを見ると、線路は一点に収束しているように見えます。

これと同じ関係が太陽光と観察者の間にあるわけです。

また何か 珍しい大気光象が撮れたら 記事にするつもりです。
 

てことで、ではまた!

 

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