今年絶対見逃したくない天体ショー 2013年ベスト3

公開日: : 最終更新日:2013/07/20 ブログ, 自然・科学・計測・原発

スポンサード リンク

スポンサード リンク

 
こんばんは、天文ショー大好きの Iwasaki です。
 

今年も残すところ10ヶ月あまりとなりましたね。

さて、今年は皆既日食とか大流星雨とかはなさそうですが、彗星の当たり年になりそうです。

まず、パンスターズ彗星。
3月10日に近日点(太陽に一番近い点)を通過します。
0〜2等級の肉眼彗星となる予測があるそうです。
今から3週間後以降は目が離せませんね。
ただ、夕方の薄明が残る西の空の地平線近くなので、実際に見た感じは等級よりも暗く感じるでしょう。

次が、ISON彗星(アイソン彗星)です。
こちらは11月28日近日点を通過。
ただ残念なことに、日本では近日点通過時は地平線の下なので見えません。
この彗星は近日点が太陽のごく近くなので、蒸発や崩壊が心配されています。
もし近日点を過ぎても生き残っていれば、昼間でも楽に見えるマイナス10等級ほどの 史上最も明るい彗星になる可能性もあるとのことです。

期待しましょう。

どうしても近日点直後に見たければ、南半球でしょうか。

hale-bopp

↑ この画像は1997年のヘール・ボップ彗星です。
(フィルムのコンパクトカメラで撮ったんじゃないかな)
 

最後、3番目は彗星ではなくオーロラです。
今年の半ば頃に太陽活動が極大になると予想されています。
太陽活動は11年周期ですから、次の極大まで待つとなると…

太陽活動が最も活発なわけですから、派手なオーロラが見られる確率がグンと高いわけです。
北半球のオーロラ観光地に行くなら春か秋がいいでしょうね、夏は白夜ですので。
あと、夏休みに長く滞在できるなら、ニュージーランドの南島という手もアリかもです。

実は私も画策しています。
 

てことで、みなさんもお見逃しなく!

* 彗星の明るさは不確定な要素も多く、予測どおりに明るくならない場合も結構あります。

 

2013/03/07 追記:
あと3日で太陽最接近ですが、南半球ではすでに肉眼で見られる明るさになっているそうです。しかし、当初の予想よりは暗く、最高でも2等級程度と下方修正されています。

 参考:【特集】パンスターズ彗星 | AstroArts

 

このサイトを気に入ってもらえたら、RSS登録していただけると嬉しいです。
RSS登録

 

スポンサード リンク

スポンサード リンク

関連してなさそうだけど面白いかもしれない記事

COVID-19分析その4〜増加率で予想する米国の今後

こんにちは、計測マニア イワサキです。   イタリアの状況がかなり落ち着いてき

記事を読む

ボケ講座番外編2:ヒトの眼とカメラのボケ円径の比較

  こんにちは、最近ボケ表現をあまり使っていない Iwasaki です。  

記事を読む

中国からの越境大気汚染 PM 2.5 に注意! サイトやアプリでチェックしよう

  こんにちは、空を見るのが好きな Iwasaki です。   中国か

記事を読む

iPhone・iPad 用の Excel・Word・パワポが無料で配信開始!

  マイクロソフトが、iOS版 Word、Excel、PowerPoint の無料ダウン

記事を読む

カメラ初心者におくる被写体選びのヒント〜写真には愛が写る

こんにちは、カメラマニアのイワサキです。 技術的な話が多い当ブログですが、今回はちょっと観念的

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スポンサード リンク

スポンサード リンク
ようかん対決!とらやvs井村屋

  こんにちは、計測マニアのイワサキです。  

防犯カメラ ATOM Cam2 レビュー

  こんにちは、計測マニアのイワサキです。  

「ピタゴラスの定理」を図だけで証明

こんばんは、数学大好きイワサキです。 ずいぶん前に思いついた「ピ

虹メガネ(分光メガネ)のススメ

  こんばんは、計測マニアのイワサキです。  

超簡単! きな粉で作る納豆味噌のレシピ

  こんにちは、計測マニアのイワサキです。  

→もっと見る

Verified by MonsterInsights
PAGE TOP ↑