口内炎に飴療法が効きそうなので予備実験をしてみた

公開日: : 最終更新日:2013/12/02 ブログ, 健康

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こんにちは、口内炎ができるとなかなか治らない Iwasaki です。
 

病院に行くのが嫌いなので、民間療法に興味があります。
以前にも、蚊に刺されたときは温熱法が効くことを記事にしました。

数日前、とても興味深い民間療法の記事を見つけました。↓

 「傷口には砂糖!」英国の病院でアフリカの民間療法が抗生物質よりも傷の治癒に効果を発揮している件

「傷に砂糖を塗ることで水分がそちらに吸収されるため、バクテリアの増殖が食い止められ、傷の治癒が促される」ということだそうです。

なるほど、納得です。

傷口から滲み出した少量の体液に多量の砂糖が溶けて高張液になるので、バクテリアが水分を吸収しにくくなり、上手くいけばバクテリア細胞内の水分が、浸透圧の差によって外液に吸い出されてシワシワになってしまうかもしれません。そう、漬け物みたいにね。そういう弱った状態のバクテリアに、人体の免疫系が攻撃をしかければ、形勢はかなり有利でしょう。

今までの西洋医学で バクテリアをやっつける方法といえば 抗生物質でした。
この治療法で数えきれないほどの患者が助かったのは間違いありません。
しかし、バクテリアもおとなしく引き下がってはくれませんでした。

耐性菌というヤツです。

抗生物質の効かない変異株が、低い確率ですが偶然にできることがあるわけです。
バクテリアは突然変異のスピードが速いので、抗生物質を使えば使うほど、けっこうな種類の耐性菌が出現してしまいました。

耐性菌が体内に侵入して繁殖すると恐ろしことになります。自前の免疫系でやっつけられればいいのですが、形勢不利になった場合、抗生物質が使えないわけですから、手の施しようがなくなってしまいます。

これ以上、耐性菌を出現させないためには、抗生物質の使用は最小限にとどめたいわけです。
 

そこで、この砂糖療法です。
耐性菌が出る心配はないし、費用は安いし、副作用も考えつきません。

この英国の病院が、しっかりしたデータを早く出してくれたらいいなぁと思いました。
 

で、ふと、口内炎にも使えるんじゃないか?と思いついたんです。
ちょうどこの記事を読んだときも、1週間以上治らない口内炎で困っていました。

これまでに口内炎の治療として、硝酸銀、イソジン、ケナログの3つを試したことがあります。
硝酸銀は効果抜群ですが、飛び上がるほど痛いです。
イソジンは痛くはありませんが、効き目もそこそこです。
ケナログは、私にはほとんど効きませんでした。

ネットで調べると、他にも色んな治療法があるみたいですね。
歯科医でのレーザー治療、熱したスプーンの柄を押し当てる、ショコラBB、パッチ、、、 中でもレーザー治療はかなり効果があるようですが、高そうだし病院いくの面倒だし…

決定的な治療法もなさそうだし、やはり砂糖療法を応用するしかありません。
口内炎には砂糖よりも、飴を舐めた方が長持ちしていいだろうと考えました。

名付けて「飴療法」。
 

思いついたとき、砂糖でできた飴は手元にはなくて、ノンカロリーのVC-3000というのど飴しかありませんでした。

ame

砂糖の代わりにアスパルテームなどの合成甘味料が入っているわけですが、要は傷口付近を高張液で満たせばいいんだろう、と大雑把に考えて、とりあえずこれを使うことにしました。

普段、のど飴を舐めるときには、口の中で適当に転がして唾液で溶かすわけですが、今回は口内炎ですから、口内炎の場所に飴を当てて、場所を移動させないようにしました。

しばらくすると、その部分がザラザラになって来ます。
口腔粘膜の上皮細胞が高張液のせいで、シワシワになって来てるイメージが脳内で再生されますw。
バクテリアもシワシワになってるかな、少なくとも水分不足で弱ってるだろうな、などと考えます。

そうこうするうちに、のど飴はだんだん溶けてなくなってしまいます。
ノンカロリーとはいえ、そう何個も食べられるものでもないので、3個で打ち切りました。

飴療法を終わって、数十分もするとザラザラは元に戻りました。
ちょっと痛みが弱まったような気がしますが、気のせい?

翌日は、砂糖でできたのど飴が職場に1個あったので、それとノンカロリーのど飴2個を併用しました。

3日目にはノンカロリーを1個だけ使いました。
かなり治って来た感じです。

4日目には痛みを感じなくなり、ほぼ治ったようなので、飴治療は終了。

その後もなんともありません。
 

というわけで、劇的とは言えないまでも、かなり効いた気がします。
しかし、口内炎が治りかけたタイミングで実験を始めた可能性もあります。
プラセボ効果も無視できません。

ここはやはり、口の中に左右同じ大きさの口内炎を作り、右は飴療法、左は対照として無治療という実験をしなければいけないんでしょうね。

実際、自分の手にワザとカッターで傷を作って、乾燥療法と湿潤療法を比較した猛者もおられるようですから。↓

傷はぜったい消毒するな
 

いやいや、ワザと傷付けるなんて私には無理…

どなたか、ワザとじゃなくて口内炎が出来たときでいいので、飴療法を試してみて結果を教えていだたければ嬉しいです。飴で変な事は起こらないとは思いますが、いちおう自己責任でお願いします。
 

てことで、ではまた!

 

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Comment

  1. 福岡 O より:

    ご無沙汰しております。

    「氷砂糖」ってのはどお。

    • Iwasaki より:

      コメントどうもです。
      氷砂糖、すごくいいと思いますよ。
      純粋な蔗糖ですから、これで効けば砂糖の効果ってことが分かりますね。

  2. 砂糖さん より:

    口のなかや舌をざっくり噛んでしまった時やそこが血豆になりやぶれて…翌日の痛さが思いやられますが砂糖を頬張って…スプーン2~3杯頬張ってゆすぐように…自分は甘党なので食べますが吐き出してもききめはあるかと…翌日にはなおります

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