App Storeのカテゴリーまとめ : どれがユーザーに人気なのか?
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こんばんは、「ジャンプ測定」がスポーツ/無料14位で大喜びの Iwasaki です。
(追記:その後 meet i さんに紹介いただいて、2位まで行きましたgkbr)
ちなみに、広告なしなので1銭の収益にもなりませんけど、なにか?
すみません、前回はいいところで終わってしまいましたね。
(わざと引っぱってみたワケですがw)
前回の話、アプリ数が多いとか、新規リリース数が多いというのは、どのカテゴリーが開発者に人気があるのか、つまり、開発者目線の発想です。
今回は、開発者サイドからユーザーサイドに発想を転換してみましょう。
ユーザー目線で考えると、欲しいアプリをDLするだけのことですから、類似アプリが多いかどうかなど、たいして関係ないわけです。
どのカテゴリーがユーザーに人気があるのかを知るには、カテゴリー別のDL数を調べる必要があります。
しかし、どうやって調べればいいのか、私には見当もつきませんorz
唯一思いついたのは、トップ総合200位の中に、どのカテゴリーのアプリが何個ランクインしているのかを調べることでした。
いろいろな要因が絡むので、正確ではないでしょうが、ある程度の目安にはなるでしょう。
てことで、その結果が以下の表です。はい、どん!
左半分が有料、右が無料です。
左から3列目の黒色の列が総合200位に入ったアプリ数です。
その左隣の茶色の列はトップ200に占める比率です。
右隣の茶色は前回のエントリーでも出した総アプリ数に占める比率です。
2つの茶色の列を見比べてみてください。
アプリ数の比率が高いカテゴリー(表の下のほう)ほど、トップ200に占める比率も高い傾向にありますが、そうじゃないカテがいくつもありますね。
この2つの比率の比率を取ったのが1列目(top比/App比)です。
この数字が1に近いと、需要(DL数)と供給(アプリ数)のバランスが平均的で、1より大きい場合、需要が多い割にはアプリ数が比較的少ないカテだと推測できます。
2より大きい数字を赤色に、0.5より小さい数字は緑色にしてみました。
開発者にとっては赤色のカテが狙い目ということになります。
ユーザーは欲しがっているのに、アプリ数が不足ぎみだからです。
(ただし、3列目の数字が2以下の場合は、1列目も非常に不正確です)
もちろん、個々のアプリの出来が一番重要であることは言うまでもありませんが。
逆に、緑色のカテや3列目の数字が小さいカテは、供給過多のため激戦区でデメリットばかりかというと、そうでもありません。
3列目が小さいカテは、カテ全体のDL数が少ないわけですから、比較的少ないDL数で、カテ内順位はかなり上位にランクインできます。
実際、私の経験でも、仕事効率化/無料の14位で約700DL/日だったのに対し、スポーツ/無料の14位ではたったの約200DL/日でした。上の表の総合200位以内アプリ数がそれぞれ7個、0個であることと良く対応しています。
マイナーなカテゴリーというのは、マイナーな国に似てます。
市場自体が小さいので、たった数個のDLでもビックリするほど上位にランクインできるワケです。
そうすると、少なくともカテ内ではユーザーの目に付きやすくなることが期待できます。
さて、これを読まれた開発者の皆さんは、どのカテゴリーを狙いますか?
ちなみに、私は仕事効率化/有料あたりを狙っていますので、できればそこは外していただけるとありがたいのですが、、、なんちゃって。
ではまた!
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